西門町

西門町地圖

六號出口

六號出口

紅樓

紅樓

西門町_280

西門町_280

西門町はどんな街ですか? ひょっとしたら若者達は西門町の歴史と由来を知らないかもしれません。が、西門町は永遠にエイジレスな場所であり、過去から現在、そして未来においても、永遠に現在進行形の街なのです。 「西門町」の若者がこよなく愛する場所は、「中華路」、「康定路」、「成都路」、そして「漢口街」のエリアです。 その原型は日本統治時代に植民者の手により碁盤の目状に計画された娯楽経済特別区です。 いわゆる「町」とは、商工業地域の意味なのです。 その後、西門町の歴史的意味と現代新語が交わり、青少年文化と歴史的空間が共存する人文景観となりました。

 このようになっても、西門町の歴史における美と哀愁は少しも色褪せることなく、かえって賑々しい色を添えています。 1991年にMRT板南線が開通した後、1998年、台北市政府による計画の下、西門町のあらゆる店、街のベンチ等全てを一新するとともに、各アートパフォーマンスグループを招いて公演イベントを行いました。そして夜間街灯を改善すると、西門街はガラリと変貌し新香榭大道となりました。 西門町に来ると沢山の大切なミッションがあります。例えば食事、ヘアカット、スタイリング、服のショッピング、その中でも一番大切なミッションの一つが映画を見ることです。西門町には多くの特徴ある映画館があります。

例えば芸術映画で名高い真善美劇院、そして漢中街、西寧南路、武昌街の各シネマ、このほかにも映画字幕会社、試写室、映画広報用機材輸出会社等を含む老舗企業は、時代の変化についていけず落ち目になるどころか、西門町独特の映画文化の一つとなったのです! 劇場にグルメのお供が無いなんて、完璧な映画商品として売り出せない、そうでしょう? 西門町のグルメ。例えば上海老天禄や美観園などは、皆が映画を見たり、お土産を買ったり、お腹が空いたりした時に必ず思いつく場所です。あなたがコーヒー好きなら、南美と蜂大という二軒の喫茶店が良い選択でしょう。 そしてもう一つ、ハタチの金髪頭の店員や母親よりもはるかに年上のオバさん店員もいて、新旧が融合する調和感は、風変りな西門町ならではです。 新旧文化の融合であろうと、西門町で最も独特なのはやはり「青少年文化」です。

 毎週土曜日、日曜日にはスターのサイン会があり、熱狂的な追っかけファンは西門町を駆け回ってお気に入りのアイドルを応援します。アニメグッズとコスプレイベントも西門町名物で、昆明街でウィッグを買い、獅子林で服をオーダーメイドします。勇気が有りさえすれば、西門町は私達の舞台となるのです。 今最もクールトレンドである落書き、刺青(タトゥー)、スケートボード、ストリートダンスはいつも街角にあります。落書きが自由な心を壁に吹き付けたものであるなら、刺青とは自分の肌に刻み込んだ情熱的な表現です。

台湾で唯一の刺青街は西門町にあり、集まったお店の他、閉店時刻になると、鉄門に連綿と続く落書きが、ちょうどこの通りの文化的風景と呼応しています。 このほか、限定版販売の為、いつも長い行列ができるスケボー用品や流行ブランドの店には何でも揃っています。西門町の裏通りは台湾のトレンドをリードしているだけでなく、一見気ままに見える国際レベルの落書き作品は、必ず僅かながら芸術的景観を持ち、皆、自分の生活態度や意見をいつでも表現しているかのように見受けられます。 この西門町の大展示場で、表現することを恐れない態度が表されていることは一目瞭然です。 現在の西門町は歴史を証明しているだけでなく、新しい世代の流行文化の牽引者でもあります。昔を懐かしむ多くの中高年がここで昔を回想したり、流行の若者に扮して美を競い合ったりしており、この2つの全く違う生き方がここで交わり、異なるニーズを持つ人々を満足させているのです。 では、西門町にはどんなおススメエリアがあるのか見ていきましょう!

●小香港(片倉通) 本物の「ジモティー」である若者なら、きっと小香港を知っているでしょう。成都路27巷にある曲がりくねった小道は清朝時代の趣をとどめる街道で、狭い路地ではありますが機能は整っており、旅館、レストラン、小吃、アパレル……等、何でも揃っています。

●刺青街 漢中街と西寧南路の間の路地は、とても見つけにくい? 答えはもちろんノー。 西門町全体で唯一街道が覆われている場所が刺青街です。 皮膚をキャンバスにするほか、今ではヘルメット、バイクなどに手の込んだ刺青を施します。クールな図案をお気に入りの物に彫り、記念にします。

●シネマタウン 西門町の「シネマタウン」とは、実は台北市武昌街二段を指します。 1960年代、中華商場が竣工され、西門町と城中地区は一気に、経済発展の真っ只中となります。武昌街には楽声、豪華、日新、獅子林、国王、皇后等新しい劇場が相次いで建築されたため、西門町は全国的な商業レジャーセンターとなっただけではなく、多くの映画館が集まっており、特に武昌街には6~7つの映画館がありました。従って、武昌街は正真正銘の「シネマタウン」となったのです。

●川菜街 西門町の康定路25巷は通称川菜街といい、様々な種四川料理店が立ち並んでいます。その中で最も有名な四川料理店といえば「黔園」に違いありません。 聞くところによると、辛い物が好きな人ならきっとこの味が気に入るそうですよ!

 ●スポーツ用品 MRT西門駅6番出口を出ると、峨眉街、中華路一帯に各種スポーツ用品店が立ち並び、ナイキであろうとニューバランスやアディダスであろうと、有名無名のスポーツ用品ブランドに関わらず、西門町をぐるり一周ぶらぶらするだけで絶対にお気に入りの商品を持ち帰れますよ! その中で、Momentum(モーメンタム)のスポーツ用品は多くの若者におすすめのスポーツ用品店です。

 ●特色ある小吃 色々な特色のある小吃をお探しなら、武昌街と漢口街へ足を運べば、絶対にお腹いっぱいになれますよ。 異国のグルメは峨眉街の路地前にあります。 日本料理、韓国料理、インド料理、パキスタン料理、フランス料理など異国創作料理があり、まるで外国に来たかのような美味しいグルメで休日気分を味わえます。

●米国街 昆明街96巷は、若者の街、米国街で、またの名を「古着屋街」といい、各店舗が主に販売するのはアメリカンアクセサリーやユーズドアパレルですが、台湾のオリジナルブランドが集まる場所でもあり、クリエイティブマインドと生命力溢れる場所なのです。

 ●明太子街 明太子街は通称路地裏広場です。このエリアは青少年文化を育むという中心的コンセプトを取り入れ、台北多元芸術空間青少年発展促進会(芸青会)との協力で、落書き、スケートボード、ストリートダンスなどの青少年向けワークショップが開かれています! いわば青少年のストリート文化発祥の地なのです。 クリエイティブデザイン 西門町は、台北市の中で若者の流行を最も反映している商業エリアで、シネマ街や様々なトレンドショップの他、デザイン性とアート性に満ち溢れたクリエイティブショップもあります。例えば西門紅楼内の「16工房」のようなお店は、クリエイティブグッズを発掘するなら必見の場所です。「弐拾陸巷somebody cafe」など、アイデアグッズと喫茶店を組み合わせた人文空間で、足どりをゆるめ、午後のゆったりとした清々しい時間を楽しめます。